【スマホ容量問題を解決】SynologyのNAS(DS223j)を買ってみた話
スマホの容量がひっ迫してる問題
子供が生まれてから写真や動画を撮る機会が増えた結果、スマホ容量がパンパンになってしまったという悩みを抱えてる方は多いのではないだろうか。
私と妻がそれぞれ持ってるスマホ(iPhone13 256GB)も容量が逼迫してる状態であった。
これまで数年に一度、iPhoneを買い替える度に容量の大きいモデルを購入するようにしてきたが、将来的に限界を迎えるのは明らかであった。
また、上記に加えて以下の課題があった。
- 私と妻で別々に撮った写真/動画を共有するのが面倒。
- iPhoneを無くしたら写真/動画も消えてしまう。
そうだ、NASを買おう。
クラウドストレージ(例えばGoogle Drive)に写真や動画を保管する方法も考えたが、メディア保管専用ではないため、大量のデータを管理するのが難しいと感じた。
そこで、思い切ってNASの導入を決意した。
家庭用であれば5年以上は動いてくれるみたいだし、サクッと初期投資しちゃった方が後になって色々考える必要がなくなると考えた。
様々な種類のNASを調べてる中で注目したのがSynologyのNAS(DS223j)で、以下の点が購入の後押しとなった。
⚫コストパフォーマンス
手頃な価格設定かつ家庭用として十分なスペック
⚫コンパクトなデザイン
小型でスタイリッシュなデザインのため設置が簡単
⚫直感的に操作できるアプリ
専用アプリを使うことで初心者でも簡単にデータ管理や共有が可能
Xでの評判についても確認してみた。
ディスクは別途購入が必要で、SeagateのIronWolf(2TB)を2つ購入した。
Synologyとの互換性についても問題ないし、何よりも品質が高く評価されてるが決め手だった。
1つはバックアップ用(RAID1を採用するため)にするので、実質容量は2TBであるが、私と妻の写真/動画の量であれば5年は十分にカバーできる。
セットアップも使い方も簡単
セットアップはディスク2つをNASに差し込んで電源を入れるだけ。
NASへログインすると以下の画面上で作業することができる※
※この画面は管理者向けなので、利用者全員がここを触る必要はない。
実際にNASを利用する人はスマホで写真を撮った後、Synology用のモバイルアプリからアップロードすることができる。
アップロード画面はこんな感じになっていて、スマホ音痴の妻でも操作することが可能できることから操作性は問題ない。
また、フォルダを共有することで家族間で写真や動画の共有ができる。
アップロードしてみるとNASがディスクに書き込み処理をするのだが、音は全然気にならない。動いてるのか心配になり触ってみると確かに書き込みの処理はされてそうだった。
容量ひっ迫問題からの解放
今となってはiPhone内に写真を保存しておく必要がなくなったので写真を撮った後はNASへアップロード、後に写真を削除している。
容量を何も気にすることなく写真/動画を撮れるようになった今、
晴れてスマホの容量逼迫から解放されたのである。
めでたしめでたし。
また、NASにあるデータは定期的にGoogleDriveなどのクラウドストレージにバックアップをすることも可能で、データ消失にも対応ができる。この辺りについては機会があれば詳しく述べたいと思う。