日記

スマホの容量確保|NAS選定から購入までの道(その1)

SANA

NASを購入しようと思った経緯

数年前に子どもが生まれてから、スマホで写真やビデオを撮るのが日常の一部になりました。

何気ない日常の瞬間だけでなく、運動会や誕生日会などのイベントの際にはカメラマン状態になり、シャッターを切る手は止まらず、気がつけば数百枚、いや数千枚のデータがスマホを占領するはめになります。

このあたりは親の本能だから仕方ない(という思考放棄)と思っているのですが、現実問題としてスマホのストレージは圧迫される危機に陥っています。

実際にスマホのストレージを確認すると以下のようになっています。

私:iPhone13(256GB)→238GB使用済み(メディア占有率70%)

奥さん:iPhone13(128GB)→127GB使用済み(メディア占有率70%)

特に奥さんがどうしようもない状態になりつつあります。

別途、私が使ってるMac mini(512GB)に一部の写真や動画を移植することも考えたが、こちらは私と奥さんのiPhoneデータのバックアップ用にも使っています。

あくまでもバックアップに使っているので、写真やメディアの整理のために使用したくないわけです。

私のMac mini(512GB)

Mac miniに接続する外部ストレージの購入も考えたが、最終的にネットワーク経由で家族間で写真や動画を共有できるNASを購入することを決めました。

NASに求めるスペックを整理する

さて、NASの耐用年数を調べてみると一般的には5年〜10年らしいです。

技術進化が加速する現代であるので、いったん5年ごとに買い替える想定とします。

つまり、5年間は耐えられるキャパシティ及の選定をしなければなりません。また、利用年数5年と考えるとなるべくストレスフリーで運用ができるような機能を選定する必要があります。

さて、まずはキャパシティから。多少多く見積もってスマホデータについては年間100GB増加を想定します。また、外部ストレージとして今使用してるMac miniに接続して一部のデータを保管したいとも考えています。

まとめると以下のようになります。

私のiPhone13:一部または全ての写真/動画をNASへ移植
→100GB/年 × 5年 = 500GB

妻のiPhone13 :一部または全ての写真/動画をNASへ移植
→100GB/年 × 5年 =500GB

Mac mini:外部ストレージ機能として接続したい
→20GB/年 × 5年 = 100GB

合計:1,100GB、つまり1.1TBあれば良いということになる。

さて、必要とされるキャパシティは決まりました。

その他のスペックについてもRASIS(※)に基づいて整理して、優先順位を立てた上で予算と調整しようと思います。

RASISは、システムの品質を評価する5つの基準です:

  1. 信頼性: システムが壊れずに動く力。
  2. 可用性: 必要なときに使えること。
  3. 保守性: 修理や管理が簡単なこと。
  4. 完全性: データが正確で壊れないこと。
  5. 機密性: データが安全に守られること。

短く言えば、システムが「壊れにくく、安全で、使いやすい」ことを評価する基準です。

以下が我が家に必要な要件一覧となります。

#区分機能/特性説明優先順位
(3段階)
1信頼性RAIDによる冗長構成NASの中にしか存在しないデータが多数となるため。RAID1のような冗長構成が良い。3(必須)
2可用性外部からの同時アクセス家族で利用するため。3(必須)
3可用性スナップショットデータの特定時点を保存し復元可能2
4保守性ファームウェアやOSの自動アップデート自動が嬉しい。2
5完全生データ暗号化今の時代であればデフォルトの機能だと信じてる。1
6完全生スナップショットデータの特定時点を保存し復元可能3(必須)
7機密性アクセス制御ユーザーごとのアクセス権限(読取/書込)3(必須)
8機密性二段階認証(2FA)使うか不明だけど、あったら良いかな。1
9機密性暗号化通信家の中のwi-fi経由での利用になると思うのでそこまで気にしておらず。1

まだ未購入のため多少の要件は変更になる可能性はありますが、いったんNASに求めるスペックetcの整理ができたと思います。

また次回。 

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ABOUT ME
さな夫
さな夫
JTC エクストリーム中間管理職
東京生まれ。30代。大学院修了後に今のSIer会社へ就職。普段はアプリ開発の設計を担当。奥さんと子供2人とほのぼのとした日常を過ごしながら技術系のブログを執筆中。
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